「ローマの休日」の名シーンはアドリブだった

50年代を代表するエンタテインメント映画

1953年公開、映画史に残る名作『ローマの休日』。
オードリー・ヘップバーンの代表作でもあり、無名だった彼女の魅力が花咲いた作品でもあります。

恋愛映画を語る上で外すことのできない名作なのではないでしょうか。


「ローマの休日」の名シーンはアドリブだった

有名なシーンは多数出てきますが、その中でも印象的なのは「真実の口」にグレゴリー・ベックが手を入れるシーン。

実はあの演技が全てアドリブだったというのはご存じでしたか?

真実の口に手を入れると、手が引きずりこまれてしまうというあのシーン。
そんなハプニングが起きてオードリー・ヘプバーンは大慌て、という有名なシーンです。

真実の口に手を引きずり込まれるというシーンは本来台本にはなく、全てアドリブだというから驚きです。
従ってオードリー・ヘップバーンは劇中で慌てている演技ではなく、本気で大慌てしてるのです。

このお話にはグレゴリー・ベックの優しい気遣いがあります。
当時新人で緊張気味だったオードリー・ヘプバーンをリラックスさせる為にアドリブをしたとのこと。
案の定、その後のオードリー・ヘプバーンは緊張が和らいだと言われています。

「ローマの休日」が与えた影響

本作が大ヒットした結果、様々な社会現象が起きました。

まずはイタリアが観光地として大注目されたことです。
上記でも記載した「真実の口」は観光名所の1つとなり、観光客は真実の口に手を入れることが定番となりました。

そしてオードリー・ヘップバーンの存在自体も社会現象が起きました。
この映画で注目されたオードリー・ヘップバーンの可愛さが、世の女性達を虜にしたのです。
髪型から服装まで、オードリーになりきる女性が急増。
もちろん当時の日本でも大流行したそうです。

最後にジェラートブームが起きました。
スペイン広場で食べるジェラードが大ブームになったのです。
実際に今でもスペイン広場ではジェラードが売られ、観光名所の1つになっています。